2012年☆『わかさあじさいマラソン』 - 2012.06.04 Mon
※夫のレポートはこちら
心配していた雨も降らず、ドピーカンでもなくて良かった
津山加茂郷フルマラソン以降、長距離はあまり走ってなかったので、若干不安
朝ご飯は前日からお世話になっていたjimmy.さん宅で軽めにいただき7時半に出発 8時過ぎには到着
スタートは9時から。既に駐車場は車でいっぱいいきなり出遅れた模様。( ̄▽ ̄;
駐車場の看板と係の人に誘導されると・・そこは田んぼの中。えっ!そこ!?
なんかイイなあ~(o^∀^o)ほっこりする
出遅れたもんで会場からはエラい遠くなった
受付を済ませて、ウェアにゼッケンを貼る。
スタート40分前になり、私はアミノバイタル、夫はVAAMをチューチュー
ふと横を見ると少ないお手洗いは大行列! えらいこっちゃ!と急いで並ぶ
夫が先に済ませ…私が済んだのはなんとスタート8分前
私が出た時点でも後ろにはまだかなり並んでた!皆さん間に合ったのかな・・
急いで夫も私も目標タイム1時間59分の位置に並ぶ
スタートまで主催者の挨拶がマイクから流れてくる。
マイクの調整ができてなかったのか途切れまくりで何言ってるのかさっぱりわからず、
しまいには絶叫(^_^;)…
どうやらスタートらしい。無事完走できますよーに。
津山加茂郷フルマラソンでは、スタート前に水分を取り過ぎて・・お腹は重いは、トイレは近いはで・・トイレ待ちで8分ロスしたので、今回はあまり水分をとらなかった
そのかわり、給水ポイントでは必ずしっかりと水分補給しようと決めていた。
曇り空で少し風もあるけどさすがに曇ってるとは言え、20度~23度はあったのでしばらく走ればやはり暑い。汗も流れ落ちてくる。あぢぃよぉ・・・
並んだのがかなり後ろだったみたいで、前には長ーい列が
トンネル通過
ふと気付く。距離の表示がほとんどないな・・。今何キロ地点やろ。
仕方がないとはいえ、blogを書くために距離ごとにその時の自分が感じたことを覚えておきたかったので残念
・・にしてもそろそろ水が欲しいっス・・。
1回目の給水ポイントではまだ大丈夫だったから少ししか飲んでおかなかったので、2回目の給水ポイントが待ち遠しい。
あった 10kmコースの折り返し手前の給水ポイント(4キロくらい?)ここではたっぷり水分補給しておこう・・と思ったら、まさかの紙コップがない! 周りには使い終わった紙コップしかなく、机には水の入った2リットルのペットボトルだけが置かれている。
うーん・・・我慢はできるけど、精神的なダメージが・・。 紙コップが補充される様子もないので諦めて走る
どれくらい走ったのかな。次の給水ポイントばかりが気になる
すぐ近くを走っていた夫はGPSウォッチを持っていたので、距離を確認すると6.8キロ。この時点ではまだ一緒に走ってた。
まだそんだけ… ここまでで5分40秒/km。このまま走ったらギリギリ2時間や。と聞かされ、ガックリくる。
(ギリギリか・・・)
持つかな 景色を見て気を紛らわす。
(いいところやなぁ・・・)でもやっぱり息は上がったまま
早くランナーズハイが来ないかな( ̄▽ ̄;
来ないままにようやく折り返し地点、ここでのタイムは1時間2分
(あかん、これ以上ペース落とされへん・・)
折り返して150メートルくらい行くと後ろから来た夫とすれ違う。
写真を撮ってくれた (夫は)まだ余裕あるのかな。
今日は前日からお世話になってるjimmy.さんご夫妻が応援しに来てくれる
折り返し地点付近で待ってるよと・・折り返してから、キョロキョロ探す
いた!手を振ると気付いてくれた!手にはバズーカ砲みたいな望遠レンズの付いたカメラが
息も絶え絶えだったくせに俄然張り切って走る
しばらくご夫妻の応援のおかげで頑張れる。
時々後ろを振り返るも、一瞬なので夫の姿は見えない
16キロ過ぎた辺りで応援してくれていた奥様に聞く。
(夫は)どれくらい後ろですか?
(奥様)だいぶ後ろよ、さっきは「もう無理・・」って弱音吐いてたわ~
おかしいな。。最近のランニングではいつも私よりも先を走ってたし、第一、滅多なことではもう無理なんて言わへんのにな・・不安がよぎる
しんどかったら歩くやろう。
走り続ける
ノドガカワイタ!!次の給水ポイントではたっぷり補給しよう
残りあと5キロの地点で待ちに待った給水ポイントが見えてきた
そこは(行きに)紙コップのなかったポイント。
!え!?紙コップないの!?
行きの時点でなかったから補充されてると思ってアテにしてたのに~
ここで給水しとかなかったらもうゴールまでないかもしれない
っていうか水なしで残り5キロはムリ。
周りを見ると皆さん、両手で受けて飲んでいる。
手て!!(えーっと。最後に手洗ったのいつやったっけ( ̄▽ ̄;)<結構冷静
いや、そんなこと考えてる場合ちゃう!手汚くても今、水飲まんとあかん!
仕方なく両手で受けて一口だけ飲む。
これで残り5キロ持つんかな・・でも飲まへんよりマシか。
暑い・・息が切れてゼェゼェハァハァが止まらない。喉が渇く。
それでも足は止まらず走れているので、このままゴールまで行けるかな。
残り2キロ地点の付近で給水ポイントが ここでは紙コップ2杯のスポーツドリンクを一気飲み。
なんとか復活!でももうスピードを上げる余裕なんてどこにもない
会場の目印のバルーンが見えてきた
残り2キロの長いこと!でも何とかゴール タイムは2時間2分。
夫が気になる。大丈夫かな。待てども来ない。
応援してくれていた奥様も、おかしいわ、どこかで歩いてるか座ってるのかも、こんなに遅れてなかったよと。
不安がよぎる・・・
10分後、フェンス越しに会場グラウンドに向かってる夫の姿が見えた。
「あ!いた!!」
崩れたランニングフォーム、前のめりになり足はフラフラ、手には(持ってなかったはずの)ペットボトルを持っている。明らかに様子がおかしいのは一目見てわかり、走って駆け寄っていく。
あと100メートルというところで、転倒し、ウエストポーチの中身をぶちまけて、タイツは破れて
腕はすり傷だらけ。
手を貸そうにもゴールは目の前で、夫は起き上がって走ろうとしてるので手は出せない。
「・・・悪いけど(落とした)荷物持ってきて・・」と。
ぶちまけた荷物を拾い集めて後ろを追う。
足はフラフラで今にもこけそう。
ゴールラインの上で倒れて、係りの人に両脇を抱えてもらい、ゴールラインから外へ出してもらう。
私には夫がどういう症状なのかわからない。
とにかく水が欲しいようなので給水テントまで走って行き、紙コップ2つ分のお茶を取ってくるも、手も足も震えてお茶が持てない様子。救護班の方が駆けつけてくれ、酸素吸入をする。
普段のランニングでは順調に走れていただけに・・なんでこんなことに・・・。
しばらくしても容体がよくならないので抱えてもらいながら、室内まで移動した。
横になってぐったりとしていたが、酸素吸入後、しばらくして水が飲めるようになり、一気に1.5リットルを飲んだ。
30分もすると落ち着いて話せるようになり・・夫によると、脱水症状(軽い熱中症かも?)を起こしていたらしい。折り返し地点までの給水ポイントではコップの半分程度しか飲まず、折り返し後の給水ポイントでは紙コップがなかったところが2~3か所あり、そこでは一切水分を取らなかった。
あと5キロくらいの地点から、意識朦朧となり、途中、係りの人に譲ってもらった椅子の上で休んでいたらしく、ゴール時、(最初持っていなかったはずの)手にしていたペットボトルもその時にもらったんだとか。
なんでそのお茶を飲まなかったのか聞いても、意識がなかったらしく、よく覚えていないと。
ゴール直前で転倒したことも覚えておらず、なんで歩かなかったのか聞いても、足が動いたので、無意識で走っていたと。
背筋がゾッとした。
その後は十分に休憩して、普通に歩けるまで回復。ゴール後は、二人そろって笑顔で写真撮影!したかったけど、もちろんそれどころではなく・・とにかく無事でいてくれて良かった
***
夫を置いて、着替えの荷物を車まで取りに行った帰りに、二人分の抽選券があったことを思い出し、ちゃっかり引いといた。( ̄▽ ̄;
「まだ今日は1等出てないのよー!」
(あ、そうなの?ほんじゃま・・。)と二人分のスピードくじを引く・・
「あーーー!!!おねーさん2等よ!!(ジャラーン鐘を鳴らす音)」<え!?
「(今このタイミングで!?び、微妙やな ̄▽ ̄;)ありがとうございます!」
「いやー、羨ましいわぁ~ハイ!晩酌セットね!」(イイナー!!スゴイー!ヤンヤヤンヤ)
(・・・・・。うち二人とも下戸どすえ)
いただいた晩酌セット↓ 行先はコチラ( ̄▽ ̄;)
とまぁ、おあとがよろしいようで? 長文レポはこれにてオシマイ。
長ーいレポートをここまでお読みくださった方々、ありがとうございました
***最後に***
終始お世話になりましたJimmyさんご夫妻をはじめ、
会場でお世話してくださった方々、
「自分も同じ経験があるよ」とお声がけいただき、ご心配くださった男性ジョガーの方、
他にもご心配くださった消防団員の方など、
本当にありがとうございました。
おかげさまで夫は大事に至らず回復し、無事、その日のうちに奈良へ帰ることができました。
車中では、安易な水分補給の判断を反省しつつ、心配かけてごめんと謝りつつも・・ヒョウヒョウとしていたので、
どんだけ心配したと思ってんのヨ!!!"o(▼皿▼メ;)o
と激高しておりました。
今朝はすっかり回復してスキップして会社へ行きました
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